我が家の『柴人間』

我が家には、メスの柴犬がいます。

歳は9才です。犬の9才は人間で言えば50才前後らしいです。

なかなか攻撃的で、私も何度も噛まれています。しかし、噛むといっても遊びながら体当たりをしながら歯をたてるのです。

甘噛みですが、勢いがついていますのでキズがついたり、服に穴があいたりします。

遊びとは分かっていても、狩猟モードに入った時はさすがに猟犬だと思わせる動きをしますから油断ができません。

私も噛まれた時は、捕まえて(これがなかなか難しい・・・)足を押さえて持ち上げ、背中を地面に押し付けてやります。

その途中でも噛みに来ますが、気にせず押し付けていると観念して言うことを聞きます。

それが出来ない孫には、興奮したら手がつけられません。また、すごく自己主張をします。おなかがすいたら、ガラス戸をカリカリ引っ掻き、散歩に行きたい時は犬止めの扉にガンガン当たります。

散歩から帰って来ても水の前で、じっとして新しい水に換えてもらうまで飲みません💦

飲んだ後は、遊ぼうとばかり寄ってきますが、ここで遊ぶと完全に狩猟モードに逆戻りになるので犬止めのカギを掛けます。

そうすると本当にあっさりと自分の居場所に戻ります。全く犬が人間を遊んでやっているんじゃないかと思うくらいあざやかです。

散歩中にも他の犬には関心を示さず、むしろ歩いている人間を注視します。

おそらく彼女は、自分の事を『柴人間』だと思ってます。

末廣予信