吉野の桜🌸

大阪に移住してまだ行ったことない憧れの奈良県・吉野の桜を見に行ってきました。「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と、大きく4つのエリアに分かれる吉野山。

吉水神社から見た「一目千本」は、山の重なり具合と、連なる桜の木々のボリュームや色の重なりが素晴らしく、その場所で感じる風や空も併せて景色全体で桜を体感しました。

一目千本や花矢倉のように遠くから見る桜の木々、下千本のように桜を見上げながら歩く並木、奥千本の金峰神社に続く参道の並木、同じく奥千本の西行庵の周辺の、人里離れた中にこれから咲くであろう桜・・・少しずつ時期をずらしていろんなシーンで桜を堪能できると思います。

場所によって開花時期がずれるので、シーズン中であればいつ行ってもどこかで圧巻の桜を楽しめると思います。ただ、「山」というだけあって坂道、山道を歩くので、服装や靴はそのつもりで。帽子もあるといいと思います。神社やお寺をめぐりながら、満開の桜を楽しんで、めいっぱい一日、吉野山に滞在しました。

往路は電車の乗車時間が長く混雑もして、とても苦痛でした。

やっと近鉄吉野駅に到着するとロープウェイ乗り場には長蛇の列ができていました。そこで上千本エリアまでは比較的に空いていたピストン輸送をしているバスを利用しました。奥千本からは下りながら上千本、中千本、下千本へと散策しました。

散策途中は桜を見る事よりも吉野葛の葛切りや桜餅、みたらし団子、柿の葉寿司に目を奪われ、我慢しきれずビールと食い気に走ってしまいました。お陰様で復路は電車の中でぐっすりと眠る事ができ、気が付けば阿倍野についていました。

総務部 佐藤明弘