「選手が可哀想で気の毒」

最近のスポーツで考えられない事態が起こっているが、全てが基準が明確になってないことが原因の様に思えます。

まずセンバツ高校野球の東海大会の選考問題での「S隷クリストファー高校」の落選問題。

東海大会のトーナメントで実際3回勝ち決勝戦まで勝ち上がり、結果準優勝、決勝戦のスコアも大差で負けているわけでもないにもかかわらず落選、一方で2回勝ってベスト4の「O垣日大高校」が選出され、高野連の見解が「個々の能力が高く総合力に勝るから」という意味が分からない見解ででした。

個人的に思ったのは、何のためのトーナメント戦なのか、逆に個々の能力が高いとか総合力に勝るとかいうのは、何を基準に言っているのか、分からない。

そもそも高野連の特定の人間の基準で選考するのであれば、各県の予選や地区大会も開催する必要もなく、選考委員の勝手な基準で選出するべきではないかと思います。

ほとんどの関係者がほぼ選抜確定と思っていたでしょうから「S隷クリストファー高校」の関係者、特に選手が可哀想で気の毒に思えます。

また2月7日に行われた北京オリンピックのスキージャンプ混合団体でも日本のT梨沙羅選手の「スーツ規定違反」とか理解できない後付けの理由で失格とかあり得ないと思いました。

私もテレビで見ていて日本チームがメダルを取るのに幸先の良い出だしだった為、メダルとれるものと思っていました。

しかし途中で失格と出た時「何それ?」って思いました。スキージャンプの詳細ルールがよくわからないので何とも言えないが、後出しで「スーツ規定違反」とか言うのなら事前に測定・検査してから競技させるべきだと思いました。

高校野球の選出問題、北京オリンピックのスキージャンプの問題、共に一生懸命必死に本気で頑張っている選手が本当に可哀想で気の毒でなりません。

選手の気持ちになるとどう考えても納得できないし、どの様に結果を受け止めたら良いのか分からないと思う。関係者ではないので偉そうに言えませんが、どちらも何か後味が悪い感じがします。私と同じように思う方が多いのでは……….

埼玉工場 上原正照