母の入院
10月末母が入院しました。
症状は肺の周りに水が溜まり、肺や心臓を圧迫したことで血圧が下がり、血中酸素濃度も下がり、ぐったりとしていたことから緊急入院となりました。
当初肺のレントゲン映像は、水が溜まったことから右の肺の部分が真っ白で、左の肺も少し白くなっていました。
原因を探るためには水を抜く必要があり、直径1cm程の管を通し3週間ほどかけて肺の周りの水を抜きました。
医者は最初、結核・がん・中脾腫等を疑ったようで、途中採取した水の細菌検査を行い、抜いた後は造影剤を使用してCTで検査を行いましたが、結果何も兆候が見られず原因が分からないとの事でした。
結局、その後1週間程水の発生は見られず、状態も安定したことから先日退院しました。
今後も定期的に通院し状態を見ていきます。
しかし、肺に水が溜まるということは今までの病歴からは想定外でした。
母は今年89歳で、気が付かなければ老衰で・・・一括りになっていたかもわかりません。
果たして生き延びたことが幸せなのかどうか?
内心、すでにあちらの世界にいる父や親兄弟のもとに早く行きたい、と思っているかもわかりません。
特に夢や希望を与えることはできませんが、来年こそは、せめて孫やひ孫に会わせたいと考えている今日この頃です。
西日本営業部 品質管理 富吉喜一郎