「真夏の祭典」

猛暑日の記録更新が続く中で、毎年この灼熱の夏真っ盛りの中ゴルフをする事が恒例となっている。

その日の気温よりもゴルフコース内はもっと暑いかと思う。とにかく暑い。それでも、プレーをしている人は結構多い。口々に「やっぱり暑いね」「18ホールやれるかな」「水を3本持ってきたよ」とか言いながらも結構楽しそうだ。

ゴルフを始めたころ暑さ寒さが体によくないから、「2月と8月はゴルフをするな」と言われていた。2月は30年前よりも暖かくなっているので、とっくに忠告を破っている。8月は30年前よりさらに暑くなっている。

ちなみに、経産省の「特定サービス産業動態統計調査5月分確報」(調査対象となる特定地域(8都道府県)のゴルフ場の売り上げ)によると、ゴルフ場の売り上げ(2021年3月~2022年5月)では、雪でクローズするゴルフ場が多くなるためもあって冬場は減り、中でも2月は最も低く、今年2月が46億円余。最も高くなる5月は今年109億円余だから、ベストシーズンの2分の1強ぐらいになる。

それでも前年より121%と伸びている。夏場をみると、昨年8月は78億円余だったが、6、7月と9、10月に比べて落ち込んでいる。猛暑のこの時期のゴルフでまず気を付けないといけないのが熱中症。屋外スポーツはみな同じなのだろうが、ほとんど日陰がない中で約4時間以上も日光にさらされているゴルフは特に必要だろう。熱中症になるために、ゴルフをするようなものともいえるかもしれない。

ゴルフをやらない方には「なぜ!、わざわざそんな時に行くのか?」と疑問に思われるかもしれないが、ゴルフが好きな人にとっては苦行のようなプレーになったとしても、やりたいものは止められない。

情報システム部 佐藤明弘